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サルノコシカケ50年、クリの木と共生

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庭ができて60年、ドン栗の木も60年、サルノコシカケ共生50年。 大きく育っています。木の一部の養分はサルノコシカケに。 夏は除け、冬は小鳥の餌場にと庭を見てくれています。 筆は「サンバ筆」(東南アジア、ベトナム・インド・中国南部)です。山馬筆(馬の尾)ではないいです。昔、比田井天来がよく使っていました剛毛筆。現在は輸入禁止の動物です。貴重な筆になります。  

いらっしゃいませ!工房の玄関です!

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お福さん、誕生は四国の今治市の工芸作家です。竹原からフェリーに乗り、車で東予市の紙製造の工房を訪ねました。その時にに紙工房で見て、興味がありまして、人形作家を尋ねました。 作家の非売品である「お福さん」、ニコニコ笑顔が最高にいいので、お願いして私の工房に来ましたのです。もう21年になります。年中、いつも玄関で挨拶してす。(笑)

歩いています。ちらっとゆっくり見ると春ですね。

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自宅から筆の工房に歩いています。仕事が終わると夜ですが、この頃、朝は気持ちいい風を感じています。「つくし」「たんぽぽ」とね。近くのポストに行き途中の町の景色をとりました。 家が増えてきていますね。 +5

裏の畑の梅の花万階でーす。美味しい梅、期待!

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この時期は寒い、暖かい、の変化の季節ですね。晴れた日の梅は美しい。 鼬毛の大筆、鋒の形は短鋒を長くした形の筆です。納品後に追加がきました。本当は喜ばしい。ですがイタチの尾、上質のものが品薄でね。(涙)

裏の畑の梅の花万階でーす。美味しい梅、期待!

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この時期は寒い、暖かい、の変化の季節ですね。晴れた日の梅は美しい。 鼬毛の大筆、鋒の形は短鋒を長くした形の筆です。納品後に追加がきました。本当は喜ばしい。ですがイタチの尾、上質のものが品薄でね。(涙)

熊野町、昨夜から寒い。今朝は雪!梅に雪です。

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段々と暖かくなってきているね。と思っていましたら、朝、窓から覗きましたら雪景色。何か!ね。変ですね。風邪も流行っていますから、気をつけましょう。

筆を思いっきり楽しんで来ました。

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北条の石仏群、室町時代の純粋な信仰心、彫刻の技は幼稚な、素朴さが、長い風霜にさらされた石造に込められたものを来る度に感じています。細い筆は贅沢な 細微の筆の穂を削って7mm→3mmにしたもので、大変使い難い筆です。右は普通の筆です。筆の違いを楽しんでいます。さあ、今も彩色で悩んでいます。

40年前の原毛を使用!しかも、髭羊毛。

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羊毛筆の材料のお話を少しします。古来、毛筆が中国から伝わってきました。羊毛筆は文字が大きく使かわれる頃、筆の芯に紙を巻かない作りに なります。水筆になります。筆鋒 の 根元まで捌いて使います。墨を含ませても使えます。日本では近代に入りまして本格的に使われ出したと思われます。 材料となる原毛は中国のヤギです。産地は中国浙江省・江蘇省になります。これを中国からの輸入に頼っています。40年前には一部毛皮付きの羊毛が麻の袋に入って輸入されてきました。原毛 これの原毛を選別します。羊毛捌き毛筆に使用します。それには使える毛と使えない毛に分けて、それぞれの数種類の部位に選別します。 今回は羊毛原毛の中の髭毛について、お話します。羊毛原毛中で髭毛の特徴は毛の丈が短くて、弾力が強い。筆の鋒先の命毛となる透明の細い水毛が少ない。ですから、絵の筆に使われる物が多い。水彩・日本画など(当時)。

第67回 正倉院 35 筆 (中倉37筆 第10号)調査当時に感動して作った筆

正倉院宝物筆18本の筆の毛質の解明を平成21年から開始されました。18本を見ていまして、中倉37筆第10号、この筆は自然の軸に筆鋒が管込みされていまして、飾りもなく実用に使われていたように思われました。1300年も経た歴史を感じない、現在もつかわれているように、感動しまして、現在ある材料で造りました。 筆鋒の毛質は中国産の兎毛、兎毛の中の紫毫の上質、和紙は鳥取市青谷産、竹は古い斑文竹がないので、古い煤竹を使いました。 筆鋒の構造は三営成筆の巻筆である。第1営(芯毛)、精選した紫毫を3mm、糸で巻き縛りとめ、穂先6~7mmの下から和紙を強く螺旋状に巻く。筆鋒の形を考慮して巻く。第2営は命毛より下に和紙の上に兎毛の紫毫をきれいに平目にして第1営に巻く。そして、巻いた紫毫の上から和紙を螺旋状に巻く。 第3営(化粧毛)をきれいに平目して丁寧に巻く。最後に筆

第67回正倉院展 35 中倉 筆 (中倉37 筆 第10号)

①筆の外観    管長17,2㎝   管径2,4cm   筆、帽ともに装飾のない実用本位の筆。筆鋒の毛はかなり残っているが、先端部は欠けている。第3営(化粧毛)の一部が欠失し、ささくれている。この箇所は帽が当たりやすく、摩擦による損傷と思われる。筆鋒の毛質は細く、真っ直ぐで、毛色は黒色や茶色である。筆全体に墨が付着し、管口付近の斑文表面にも付着している。筆を手に持った感じの重さは思ったよりは軽く、中字用筆と思われる。 ②筆鋒の構造   筆は3段構造の三営成筆である。筆鋒の内部構造は、第1営(芯毛)を糸で縛り、一段目巻紙を巻き、第2営を命毛より少し控えて巻き、糸を巻き、2段目巻紙を巻き、第3営(化粧毛)を巻く。最後に筆鋒の根元を糸で縛り、管込する。第9号、10号、第12号と同じ造りである。第2 段目巻紙は、湾曲部では小口が2重に折り返してあるが、竹管口付近では折り返しが見当たら