特別製造の墨象筆(白天尾 )納品できました。

墨象筆の毛は北米産の馬の尾、軸は短軸変形木ダルマで作っています。
墨象筆の軸を作る職人さんは歳で、数年前に作るのをやめましたが、その時に数本をお願いしました軸を使用しています。
この軸の特長は木ダルマの内側に水道のパイプ使用することにより軸の割れを防止しています。
軸は松の木、切り出して数年間乾燥したものを加工しています。
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この墨象筆の穂の寸法は内径80mmx250mm、軸の全長は350mm。
作品は約150mmx180mmの紙に1字~2字を書きます。
私も何度か墨象筆を使っている会場に行きました。皆さん、体育館のような場所で書いています。
1枚書くにも、準備は墨液作りから、会場場所の墨を散らかさないようにシートを張り、乾燥の場所の準備など。
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墨象筆に墨液を含ませて書く場合は数キロの重さになってしましますので、一気に書き上げます。
紙が大きいですから、場所も広い所を使います。何枚も書いて乾燥までしますと時間もかかります。
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材料の毛は北米産と中国産の白天尾があります。現在多く使われていますのは安価な中国産です。
この筆は北米産の白天尾を使用、それは毛の伸び、素性、毛の弾性がよいので。
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北米産の墨象筆で作品を書いています。

kenzo
筆匠 健蔵広島県の瀬戸内海から山間に10Km余り上った盆地にあります。熊野町で筆作りをしています。
熊野筆町で作られている伝統的な工芸品熊野筆は江戸時代からの伝統の技が伝えられています。

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