月別アーカイブ: 2015年8月

「孔雀の筆」太い孔雀の筆

「孔雀の筆」太い孔雀の筆、芯毛が弱くて中々開いてくれない。「何とか、孔雀の羽が広がるイメージに広がらないか!」何とかならないかとの問い合わせです。芯の腰に何かを混入すれば、可能なんですよね。今、考え、試作中です。

「毛抜けの細光鋒筆の応急糸締め」終了しました。

  17x160mmの細光鋒の筆が毛が抜けて13x160mmになっていました。 高値段の筆ですから、少し 抜けると感じた時に修理に出せば 、ここまで抜けて小さくはならないと思います。筆の材料は動物の毛ですから、自然のものです。 現在、年々毛の質が悪くなっ ていますから大事にしたいです。

「心の 通う筆作り」で講演と筆作りを行いました。

広島市立安西中学校体育館、6月10日午後、初めての講演、大変に緊張しました。 50分の話がオバー15分でした。すいません! 筆には命毛があり、命毛があるから筆なのです。刷毛には無い。これには生徒は「ポカーン」でした。そうです、筆のは動物の命をいただいていますと話しました。その命毛選びを生徒にしてもらいました。 筆を作る場合、一番大事なのは命毛の選毛です。今回、選び方の指導を受けながら山羊の原毛を生徒に選んでいただきました。生徒の希望者が多過ぎて困りました。希望者の数を先生にお願いしました。熱心な生徒の選毛は上クラス内容でした。驚きました。うれしかったです。

墨落しの終了

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墨落しの終了。これで普通に使えます。 細微光鋒羊毛筆8x53mm、高級筆の溜り墨落が届きました。筆の根元に墨が溜って、使っていますと筆が3つ、4つに割れて書けないとのことでした。穂を抜いて墨を落としました。