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「純鼬毛 至香」に鼬毛コリンスキーの筆の名前が決定!

鼬毛コリンスキーの筆のな名は「純鼬毛コリンスキー開栄四号」と記していました。名前がモヤモヤしていました。作った時の気持ちをスッキリしたいと思いました。         で、「純鼬毛 至香  価格13800」に決定しました。 筆鋒の寸法:内径約8,5mmx48mm    染め軸外形約10,5mmx210mmの棒軸。

宿浄純羊毛3号広徳の寸法の問い合わせがありました。

3種類の羊毛筆を試し筆として送りました。3本の筆をそれぞれを水で試し書きして、再度の連絡がありました。そして 、確認・納得して1本を選ばれました。 商品一覧の羊毛筆のことで問い合わせがありました。宿浄純羊毛3号広徳の内径では細い、鋒先の毛の量が少し太くて、弾力のある羊毛筆をさがしていますと。 話を聞きまして、寸法13mmx80mm~83mmにして、材料を 細光・細微羊毛で、筆の構造を2回巻き、3回巻き、普通の3種類の羊毛筆を作りました。 ①細微光峰4,4/2,7広徳  価格40000円    構造は細微・細光を芯毛に上毛に特別細微を巻く。穂6,7g毛はどっしりした重さを感じる。鋒先は太目に作りました。 試し筆の評価は鋒先に弾力好評 構造は普通の2回巻き ②精選宿浄純羊毛4,3/2,6広徳 価格35000円 構造は細光・特別細光を芯毛に上毛に特別細光を巻く

第67回 正倉院展 34 中倉 筆 (中倉37 筆 第4号)

①筆の外観    管長22,3㎝   管径2,0㎝    この巻筆は腰高の紡錘形である。鋒先の 先端が細く、中鋒形である。他の巻筆と形が異なり、製作年代は新しいように思われる。筆の造りが雑である。命毛は少し擦り減っている。墨は先端に沢山付着しており、筆の根元付近まで染み込んでいる。そのためか筆根元が膨らんでいる。筆管の差し込み口は薄く削って、筆穂を管込みしてあり、 雀頭筆に共通の加工である。 ②筆鋒の構造   筆は3段構造の三営成筆である。筆鋒の内部構造は第1営(芯毛)を糸で数カ所を縛り、1段目巻紙を巻き、第2営を巻き、2段目巻紙を巻き、第3営(化粧毛)を巻く。最後に筆穂の根元を糸で堅く縛り、竹管に管込みする。 ③筆毛の材質  第1営(芯毛)に墨が付着しており、外見からは判定できないが、軟x線透視画像による芯毛の形状が、寸胴形であることから、鹿毛又は馬毛と推定した。第2

特別製造の墨象筆(白天尾 )納品できました。

墨象筆の毛は北米産の馬の尾、軸は短軸変形木ダルマで作っています。 墨象筆の軸を作る職人さんは歳で、数年前に作るのをやめましたが、その時に数本をお願いしました軸を使用しています。 この軸の特長は木ダルマの内側に水道のパイプ使用することにより軸の割れを防止しています。 軸は松の木、切り出して数年間乾燥したものを加工しています。 この墨象筆の穂の寸法は内径80mmx250mm、軸の全長は350mm。 作品は約150mmx180mmの紙に1字~2字を書きます。 私も何度か墨象筆を使っている会場に行きました。皆さん、体育館のような場所で書いています。 1枚書くにも、準備は墨液作りから、会場場所の墨を散らかさないようにシートを張り、乾燥の場所の準備など。 墨象筆に墨液を含ませて書く場合は数キロの重さになってしましますので、一気に書き上げます。 紙が大きいですから、