第81回筆まつり 9月23日熊野町

【筆供養】 全国から毛筆が使われて筆の使命を終えた用済みの毛筆たちが送られてきます。熊野筆の生産地から出て行って帰ってきます毛筆です。その筆たちに、お疲れさまでした。ありがとうございましたと毛筆の供養を筆塚の前で筆供養がおこなわれます。当日にもたくさんの筆を持ってきて供養をしています。
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私たち職人も毛筆の製造、筆の働きに霊能を時に感じて、毛筆に使われています動物の諸霊に感謝し、供養しています。
【大作席書】特大筆を用いて大書きします。特別製造の白の紙、ではなく現在は白い布、縦10メートル、横7メートルに日展書道作家によって書かれています。
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【競書大会】奉納競書、小学中学生が筆塚前の舞台で自由参加でおこなわれて、掛け軸にして作品にしても落ち帰ります。
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【筆の市】当日一日限りの筆の販売をおこないます。熊野町内の毛筆、絵筆、化粧筆の製造業者が筆の屋台に筆を並べて、特別の値段で販売をします。まつりのイベントで好評を受けています。
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他に彼岸船、筆踊り、屋台村、ふれあいステージ等が榊山神社、熊野中学グランドで開催されます。
会場の近くでは筆の里工房で「相田みつをの詩と書」展も開催されます。

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筆匠 健蔵広島県の瀬戸内海から山間に10Km余り上った盆地にあります。熊野町で筆作りをしています。
熊野筆町で作られている伝統的な工芸品熊野筆は江戸時代からの伝統の技が伝えられています。

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