月別アーカイブ: 2016年3月
■昨日、健蔵の筆作りの写真を採りました。
筆作り一筋のきっかけを作って頂きました書の先生から数年ぶりに電話がありまして、直ぐに筆作りの写真を見たいとのことで数枚を送りました。
筆作りで「原毛の選毛」を一筋、弟子の時は3年間しましたね。
筆は細光峰羊毛の穂です。芯毛2巻き作りの弾力の利く羊毛筆です。自然乾燥中です。(鋒の寸法13x80mm)
■庭のメダカ、スイスイ! 筆作り、トントン!
寒い時には藻に隠れていましたが、今は姿を見せてくれています。卵が藻にもつれるのが楽しみです。
筆は命毛がいのちです。毛を伸ばして、毛先を選んでいきます。長年の勘が頼りです。毛の命毛が逆に交互になった毛を先と根元に分しています。これ、動物の毛には節がありますからできます。節のないナイロン毛ではできません。節は大事!
■熊野町!晴れ!鶯の声の探索!
家の周りを探しました。やはり、裏の竹やぶから聞こえてきました。姿が!柿の木に鳴き声の主がいました。鶯か、モズか?
この鳥は?
知り合いに聞いてみます。(笑)
筆のことならわかるのですが(笑)
■筆には軸がなければに筆なりません。
筆には軸がなければに筆なりません。筆の穂が管込されています。軸の山に囲まれて、自然の軸を「矯め」しています。何しろ自然の竹はまがっていいますからね。素直に真直ぐに手を加えています。梅雨の時には中々、真直ぐになりません。
■熊野筆を支えています三和の軸屋さん!
筆には軸がなければに筆なりません。筆の穂が管込されています。軸の山に囲まれて、自然の軸を「矯め」しています。何しろ自然の竹はまがっていいますからね。素直に真直ぐに手を加えています。梅雨の時には中々、真直ぐになりませんでね。
かな条幅の羊毛兼毫筆、お客さんの指定筆です。
■サルノコシカケ50年、クリの木と共生
庭ができて60年、ドン栗の木も60年、サルノコシカケ共生50年。
大きく育っています。木の一部の養分はサルノコシカケに。
夏は除け、冬は小鳥の餌場にと庭を見てくれています。
筆は「サンバ筆」(東南アジア、ベトナム・インド・中国南部)です。山馬筆(馬の尾)ではないいです。昔、比田井天来がよく使っていました剛毛筆。現在は輸入禁止の動物です。貴重な筆になります。
■いらっしゃいませ!工房の玄関です!
お福さん、誕生は四国の今治市の工芸作家です。竹原からフェリーに乗り、車で東予市の紙製造の工房を訪ねました。その時にに紙工房で見て、興味がありまして、人形作家を尋ねました。
作家の非売品である「お福さん」、ニコニコ笑顔が最高にいいので、お願いして私の工房に来ましたのです。もう21年になります。年中、いつも玄関で挨拶してす。(笑)
■歩いています。ちらっとゆっくり見ると春ですね。
自宅から筆の工房に歩いています。仕事が終わると夜ですが、この頃、朝は気持ちいい風を感じています。「つくし」「たんぽぽ」とね。近くのポストに行き途中の町の景色をとりました。
家が増えてきていますね。
+5
■裏の畑の梅の花万階でーす。美味しい梅、期待!
この時期は寒い、暖かい、の変化の季節ですね。晴れた日の梅は美しい。
鼬毛の大筆、鋒の形は短鋒を長くした形の筆です。納品後に追加がきました。本当は喜ばしい。ですがイタチの尾、上質のものが品薄でね。(涙)