blog」カテゴリーアーカイブ

筆は命毛がいのちです。

1
毛を伸ばして、毛先を選んでいきます。長年の勘が頼りです。毛の命毛が逆に交互になった毛を先と根元に分しています。これ、動物の毛には節がありますからできます。節のないナイロン毛ではできません。節は大事! selecting the head of animal hair. important to find the hair top without any cut. segregating good top hair with intuition based on long experience.  

頼まれていました小筆できました。

2
電話が掛かりまして、丁度1週間かかりました。 印を書く筆のようです。1本の試し筆を他に貸し出したので、使いたくてもないのです。至急にほしいです。とのこと。 作り方は巻き仕立て筆です。 送りました。今朝1番に電話がありました もう少し、気持ち大きな筆も欲しいと。   保存

3種類の羊毛作りました。

1
当サイトから、羊毛筆の問い合わせが来まして、3本の羊毛筆を試し筆していただきました。 その内の1本です。【宿浄純羊毛6(13x80mm )広徳】穂重さはそれぞれ違います(6,7g)(6,2g)(5,8g)の3点です。 芯毛を中心にして、2回巻き、3回巻き、と作り方に変化があります。 お客さんは試し書きの感想は(6,7g)でした。  

なぎさ中学校筆作り授業の5日目最終日

1
晴れ、今朝も熊野町から出かけてきました。天気もいい、生徒も 元気で、明るい。 授業も順調に進みます。 さあ、生徒の筆を持ち帰って、筆を整えます。次の授業の準備に勧めます  

なぎさ中学1年生の筆作り授業3日め

1
今日は1クラスです。元気のいいクラスは話のテンションも上がりますね。小学時に習字を習った生徒は6人でした。 「文字の誕生」から始めます。 次に、「筆の命毛」の話、筆には動物からもらった毛を精選して命毛をさらえます。この作業を代表の生徒にやってもらいます。 毛をさらえる小刀は本物で、私が使っているものですから、扱いを間違えますと手を切ります。生徒も私も真剣です。    

絵てがみの展示会に山口県まで!

2
「絵てがみの友人が山口県宇部市で作品を開催します。」との案内が届きました。早速、仲間と一諸にのんびりとドライブしました。 宇部市のアーケードの商店街に画廊ありました。 商店街、古くて懐かしい世界を案内してくれました。店主は同じ年代で、昔の話を聞かせていただきました。 ひさしぶりの友人との再開に「活躍に乾杯しました。」になりました。ワイワイと長居をしました。 

8年目の中学1年生の筆作り授業が始まりました。

3
広島市の私立なぎさ中学高等学校での授業が始まりました。今年は1クラス増えました。 初めて手にする、動物の毛、小刀です。生徒に筆の1の毛、命毛を浚えてもらうのです。その作業をする希望者が多かったので良かったです。中々のものです。このクラス、テがいい生徒がおお良いです。    

近所の奥さん、豪華な草花をつんで届けてくれました。

3
先日、工房に歩いていましたら、奥さんが追いかけて、草花の束をいただきました。毎年ですけど、大変うれしいです。 自宅の花瓶に生けています。花瓶もいただいたものです。 筆も贈答に使われています。名前、記念の言葉刻印します。

筆には寿命があるんです。

2
先日、筆作りの実演販売の会場でのことです。 「この筆! 割れて使えないのです。どうしてくれますか?」と来られました。 見た目、筆の手入れはよい。試し書きでは、確かに割れるのです。なんでかな!でした。でもうれしかったです。 原因は1年毎日書いて、筆鋒の命毛が擦り減ってしまったことでした。私と同年代の男性でした。改めて、大、大、感動しました。  

スズラン咲きました。

1
毎年きれいに咲いてくれています。ここに来て何年になりますかね。北海道旭川から持ち帰りまして10年、15年かな。 今年は少し、咲くのが早いのかな。 筆の花も咲いています。そう、そうです。筆の穂の完成なのです。お客さんのオリジナル筆なんです。